2008年9月アーカイブ

EPSON ES-8000 をVistaで使うには

ES-8000をVistaプレインストールPCで使用する場合、通常はPCのフタを開けてSCSI PCI Boardを取り付けSCSI Cableで接続します。 しかしSCSI PCI BoardがVista対応になっていないことが多くまたフタをあけるのも面倒です。

USB2.0-SCSI変換アダプタ接続でPCのフタを開けることなく、またScannerが必要なときだけUSB接続で使用できるようになります。 ES-8000とUSB変換アダプタを接続するためにはSCSIコネクタの形状が異なるので変換コネクタ(アンフェノールから50Pinハーフピッチ¥2800.)が必要です。

U2SCXV                      ¥8980.

RSO-H50C50S           ¥2800.

インストール方法は、U2SCX VISTA Driver 1.2とEPSON Scan 3.04 をあらかじめインストールしておきUSB接続するとクラスドライバを連続して読み込みます。 EPSON Scan UtilityからA3原稿を快適に読めるようになります。

 

ES-2000用 EPSON Scan Ver.3.032 MacOSX用UniversalBinaryドライバがFirewire-SCSI接続,USB2.0-SCSI接続においても使用できるようになっています。  従来はSCSI接続には対応しておりません*1 と記載があり、VueScanを別途購入しないと動作しなかったのですが、下記RATOC 2製品をES-2000に接続して動作できることを確認しました。 

FireREX1 --  ¥10000

U2SCX   -- ¥7400  (USB Mass Storage Modeへの変更が必要)

なお、ES-2200,ES-6000H,ES-6000HS,ES-7000,ES-8000,ES-8500,ES-9000H はまだSCSI接続には対応しておりません*1 と記載されておりVueScanが必要です。
*1 スキャナのSCSIポートに接続して使用できない、EPSON拡張ポート(Firewire,Network)を使用することを意味します。

80ピン(SCA) SCSI HDDのデータを取り出すには

サーバ機で使っていたディスクアレイ用のHDDは80ピンのSCSI HDDになっています。これをWindows PCからアクセスして中のデータを取り出すことができます。
80ピンのSCSI Boardはないので、80ピンから50ピンに変換する製品を使用します。ここでは、SCA806850を使用した例で説明します。 

Ultra SCSI PCI Board.REX-PCI30L  4,700円 に内蔵用SCSIフラット50ピンケーブルを使用し、SCA806850変換に接続します。SCA806850変換から80ピンSCSI HDDに接続しともに4ピン電源ケーブルを差します。  PCI30L BIOSからSCSI-HDDの名称を認識できればOKです。
HDDのモーターが回転していないなら、SCA806850のMTRをショートします。HDDのジャンパスイッチに、WIDE-NARROWの切替があればNARROWに設定します。

Linuxで使用していたHDDの場合、ext2かext3のフォーマットになっていますので、explore2fsなどのソフトウェアを使用するとアクセスが可能になります。

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