2010年1月アーカイブ

ES-9000HをU2SCX-LVDで使う

Ultra WIDE SCSI PCI Boardで接続していた、EPSON ES-9000Hですがスキャン性能の低下が気になります。 ES-9000Hの仕様ではSCSI-2(シールド型50ピン高密度/ターミネ-タ内蔵)
WIDE-SCSI(シールド型68ピン高密度ピン/ターミネ-タ内蔵) とあり、SCSI-2は、20MB/S WIDE-SCSIは 40MB/S です。
U2SCXの仕様は、20MB/SでU2SCX-LVDの仕様は 40MB/S です。 よって、Ultra WIDE SCSI PCI Board で接続していたときも 40MB/Sでの転送となっていたので、U2SCX-LVDに乗り換えても
性能の差は出ません。 U2SCXにした場合は、SCSI-2の接続となり20%くらい低下します。

EPSON ES-9000H および U2SCX-LVD は、Windows 7 x64のドライバがあるので、PCがWindows7 x64になった場合でも使用できます。  Ultra WIDE SCSI PCI Boardで接続していたときと異なる点は、ES-9000Hを使いたい時にES-9000Hの電源を入れればスキャンできます。また終了後、ES-9000Hの電源をOFFにでき省電力化できます。

 

U2SCX-LVDでテープドライブライブラリを使う

DLT7000などのテープドライブが一つのSCSI機器装置の中に10数台格納されているライブラリ装置があります。 これらは、SCSI ID とは別のLUN(Logical Unit Number) で制御され、SCSI ID と合わせると200台近くのテープドライブを管理できます。
U2SCX-LVDに接続して動作するのは、LUN番号0の装置のみ動作いたします。 USBプロトコルの中にLUNの項目がありますが、U2SCX-LVDでは、SCSI ID番号をこれに使用し、複数のSCSI機器をディジーチェーンで使用できるようにしています。よってLUNは0番のみ使用できることになります。 つまりU2SCX-LVDでは、テープドライブライブラリはサポートできません。

このアーカイブについて

このページには、2010年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年12月です。

次のアーカイブは2010年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。