USB変換によるSCSI TAPE装置の性能

U2SCX-LVDまたはU2SCXにて、TAPE装置のバックアップ性能が遅いといわれることがありましたので性能を測ってみました。 U2SCX-LVD(USB)と記載しているのは、動作モードをAUTOからMass Storage固定に変更していることを示します。

環境: Windows 7 x64 / Retrospect 7.6
ASUS P5K-E ICH9R / U2SCX-LVD / HP Ultrium232
4GBの非圧縮バックアップでの性能

U2SCX               240MB/分
U2SCX-LVD         240MB/分
REX-PCI34W       900MB/分
AHA 29320LP-R   900MB/分
U2SCX-LVD(USB) 1000MB/分
U2SCX(USB)      700MB/分

PCにもよると思いますが、USB Mass Storageモードで動作させたほうが高速になりSCSI Board使用時と変らなくなります。 遅いと感じるときはお試しください。 なおバックアップソフトから、HP Ultirum232 USB Device となっていても認識できるソフトウェアでないと使用できません。 インストール時はその他のデバイスにあるHP Ultirum232 USB Deviceのドライバ更新で互換性のないドライバの組み込みを指定しカテゴリの選択でTAPE Deviceを選択し、LTOのLTO装置を選択するとTAPE DEVICEの下にHP Ultirum232 USB Deviceが登録されます。

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このページは、SCSI pro Shopが2010年10月15日 11:28に書いたブログ記事です。

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