NIKON LS-20I, Olympus MOS360, FUJITSU M2513 などのPCケース内蔵型のドライブがある場合、通常Ultra SCSI PCI BoardをPCIスロットに装着して内蔵50Pinフラットケーブルで接続します。
正統派としてはこのように使用しますが、SCSI機器の状態をチェックするためにシステムの起動が遅くなり、あまり頻繁に使用しないにも関わらす我慢することになります。
通常は、SCSI機器を接続せずにシステムの起動を速くして、SCSI機器を使用したいときだけ有効にする方法があります。
NIKON LS-20Iの内蔵50pinに、
50ピン高密度メスx2⇔50ピンフラットメス(SCSI機器側)ケーブル12cm x2
を接続し、50ピン高密度メスに、U2SCX(USB2.0-SCSI変換)を接続します。
U2SCXのUSBケーブルはPCケースの隙間から外に排出し、操作のしやすいUSBソケットに差します。
もう一方の50ピン高密度メスには、外付け用のターミネータを取り付けしますが、SCSI機器のJUMPERでターミネータを有効にできる場合は不要です。
通常は、USBソケットに差し込まず、FilmScanしたいときだけ、MOディスクを読みたいときだけUSBソケットに差します。使用後は、ハードウェアの安全な取り外しを行ってから、USBソケットからU2SCXのUSBプラグを抜きます。
大変便利です。